几帳面父さんの子育て帳面

ノートを開けば、人生が輝く

はじめて献血をしたのでまとめてみた

これまで何度もなんども、

献血カーを横目に罪悪感を感じながら、十字係りの人をウォークスルーしてた。

 

 

私は世界的に見ても、最も少ない血液型の一人であるから、当然不足しているだろう事は想像がつく。

(後日わかったことだが、実は一番多いA型が不足してるとか)

 

しかし、いかんせんペットボトル約1本分の血液を抜くとなると、その後どうなるかの恐怖が大きく、これまで十字マークに目を背けていた。

その私がどうして、どうやって、
その恐怖に打ち勝つことができたのか?


それは、非売品のトミカであった。


日本赤十字社タカラトミーとコラボして、
非売品の限定トミカ献血カーを献血した人にプレゼントする
キャンペーンをしばしば行っているようだ。

 

f:id:leoregulus:20190222134625j:plain

 

何を隠そう、私、きちやは大のトミカ好き。

長男いちろうも、私の影響を受けまくっている。

 

血液400mlで非売品の激レアトミカが入手できるなら
貧血や注射針の恐怖はなんのその。


キャンペーンを知ったその日、

急いで鉄分を摂取し、献血カーへ向かった。


まず受付に行き、
タブレットで複数の質問に回答をする。
(これが結構多いし、生々しくて少しびびります)
この時に献血カードが作成され、今後は少し質問が減るそうな。


「400mlってこれくらい採りますので、これくらいは飲んでください。」
とスポーツドリンクのペットボトルで説明しながら
採血までに飲むように言われる。

その後、簡単な問診や血液型や濃度の検査を行い、いざ採血。


が、ペットボトルは半分も減っていない。


採血は簡易ベッドの上で仰向けに行われた。
注射針は通常の3倍くらいは痛かったが徐々に痛みは薄れていった。


ああ。吸血鬼に噛まれたらこんな感じなんだろうなというくらい
びりびり吸われている感じがする。

「すごい吸われてる感があるんですけど。」

どうやら、注射針を刺したあとは機械で圧をかけて吸い取ってるようで
それが強すぎたみたい。

十字係りの人に圧を下げてもらい、およそ10分くらい
特に問題もなく終了した。
(恐怖をかき消すため、十字係りとトミカ話してたのは置いておいて)


だが、私は知っている。
この仰向け状態から起き上がるときにソレはやってくる。
緊張が溶け、気を許したときにソレはやってくることを。

 

しかし、意外にも、

献血する前に心配してたことは全て杞憂に終わり、ソレはやってこなかった。
これでもう、十字に目を背けるようなことはしなくても済む。


最初に、書き忘れたが、キャンペーンのトミカは会場ごとに個数が決まっており
先着のところもあれば抽選のところもある。
いずれの会場でも数は極めて少なく、私が行った会場では1日10名までの抽選であったが、
結果、外れてしまった。

可能であればまた何度でも挑戦したいが、一度献血をすると12週間は間をあけなくてはならない。

知人や妻にも勧めてみたが、今年の限定トミカは入手不可能に終わった。

 

 

献血は健康に良いという説もある。

 

古い血液を抜き、新しい血液を作ることで健康を保つ。

特に、定期的に血液を排出するような生理現象の無い男性にとっては重要である。

男性と女性の寿命の差は、この差であると説く人もいた。

 

限定トミカというやましい理由にしろ、

自分の健康のためという理由にしろ、

恐怖を乗り越え、世のため人のために何かできたと思うと、嬉しい。

 

献血が怖いものでないことも分かったし、

逆に健康に良いということもわかった。

たった400mlで助かる人もいるのだと思うと、

これからも献血は定期的に行いたい。

 

次こそ、限定トミカを入手したい。

 

~~~~~

最後に、野口英世から一言。

 

自分のやりたいことを一所懸命にやり、それで人を助けることができれば幸せだ。

  by 野口英世